動画編集の仕事

【挫折者急増】動画編集の今後の需要と将来性を現役動画編集者が解説

2021年1月21日

「動画編集を仕事にしてみたいけど、今後はどうかな?今から始めても遅くはない?」「YouTubeは今後もずっとあるのかな?ブームは去らない?」

今回はこのような悩みにお応えしていきます。


この記事を書いている僕は現在動画編集歴2年半。フリーランスとして中小企業のYouTubeチャンネルの運営をしたり、SNS広告用の動画編集をして稼いでいます。

この記事を読むことで、動画編集の将来性についての認識が変わるかと思いますのでぜひ最後までご覧ください。

動画編集の今後の需要と将来性

動画編集の需要や将来性は結論、あります。
理由は大きく2つありまして、まず1つ目に《5G回線の普及》があります。

4G回線の通信速度と比較して約20倍〜100倍の速度が出ると言われており、『高速大容量』『低遅延』『多数接続』が主な5Gの特徴です。

多くの人が今まで以上に通信量(いわゆるギガ数)の容量制限を気にせずに4Kや8K、VR動画などの高品質の動画を視聴する時代が来るので需要は間違いなく高まります。

2つ目に《動画広告の市場規模が毎年拡大》しています。

引用:サイバーエージェント、2019年国内動画広告の市場調査を実施


こちらはAmebaやゲームなどで有名のサイバーエージェントの調査データになります。動画広告の市場規模が2020年から2024年に掛けて約2倍に膨れ上がる予測となっています。

まとめると、動画コンテンツのや需要や将来性は今後すごい勢いでありそうです。需要がある市場なのは間違いないので、今から始めても全然遅くないと思います。

【挫折者急増】動画編集者の参入が多い件

需要や将来性について先ほど触れましたが、動画編集を始めても、挫折する人が多いと最近よく耳にします。

結局、《お金や働き方を目的に始める》→《動画編集の作業をしていておもしろくない》→《挫折》という流れになっているように思います。

「動画編集は将来性があるぞ!」「在宅ワークや好きな場所で働ける!」といった影響力のある人の発信を見て、始める人が急増し価格競争が起きたことで一部の簡易的な動画編集が低単価になっています。

(※ランサーズなどのクラウドソーシングサービスが顕著に低単価になっています)

確かに動画編集を仕事にしている僕自身も収入を上げたい、在宅ワークがいいといった要素に魅力を感じで仕事にしたいと思ったのも事実です。

しかし、動画編集を仕事にしようと思った一番の理由は自分が動画編集をしていて時間を忘れて没頭出来るくらい、楽しいということです。

この理由の場合、好循環が回っています。

その①:好きだからいつも動画編集のことを考えている
その②:新しいスキルやテクニックが身につくと嬉しい
その③:視聴者やクライアントが喜んでくれると最高にやりがいがある
その④:自信があるのでクライアントに改善点を提案をして収入を上げてもらえる

このような循環が回っていれば、好きなことを仕事にしている状態なので毎日の幸せ度が高いのは間違いありません。

自分から能動的に出来るか受け身でやらされている感じか。これが今後動画編集で生き残る人の特徴となり、線引きになる可能性が高いです。

収入が高く、価格競争に負けない動画編集者になるには?

おすすめの方法として自分で動画を作ってYouTubeに投稿してみるのがいいと思います。

YouTube投稿を始めるメリットとして

  • 実務経験や実績作りができる
  • 自由に動画編集や企画を考えられて楽しい
  • タイトルやサムネイルを工夫して毎回作ることでマーケティング力向上
  • 体験を通じて視聴者やクライアントの気持ちが理解できるようになる

などがあります。
芸能人の参入も多く、YouTubeに投稿されているコンテンツのクオリティーが上がり続けている昨今では、ファンを増やすのは容易ではありませんが頑張ってみる価値は大いにありそうです。

実績が作れた後の話しですが、動画作成数やチャンネル登録、再生回数などが自分のセールスポイントとなって、動画編集の仕事を業務委託でもらうことができます。

僕の場合は割と初期のころのYouTubeのチャンネル登録者数が200人くらいのころから、中小企業のYouTube動画の編集依頼を受けて動画1本あたり数万円頂けました。

※動画編集のみではなく動画のサムネイル、タイトル付け、概要欄、タグ、終了画面などの作業込みの金額です。これはYouTube投稿の経験があれば割と楽にできます。

収入のいい動画編集の仕事の取り方は

  • 求人サイトへ自ら応募
  • 知人からの紹介
  • 中小企業の社長とのコネ

などがあります。この辺りも早い段階で意識しておくと後々、高単価の仕事がすぐ受けられる可能性があるのでおすすめです。

最近の体験談ですが、YouTubeチャンネルをすでに動画編集専門の企業に任せていた社長さんから僕個人に動画編集依頼を乗り換えてくれたケースもあります。

「動画編集の会社や動画編集者は増えているけど、誰に頼んだらいいのか?今の編集も料金が高いし満足していない」という状態だったみたいです。

つまり、スキルや実績がついた後にはチャンスはいくらでもあります!

「動画編集を仕事にすることに興味がある」という人はよりイメージが湧くと思いますのでこちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

>>未経験から動画編集を仕事にする【飲食店勤務から独学で稼ぐ経験談】

>>【日給1万超え】動画編集を副業にして稼ぐ話し【未経験からの実体験を解説】

まとめ:動画編集の今後の需要と将来性は期待できます

今回は動画編集の将来性について解説しました。

市場の動きとして将来性は間違いなくありますが、参入者も多く動画編集の仕事が一部低単価になるような動きがあります。

結局、ただ単にカットやBGMを入れるだけといった単純作業の編集ではなく工夫やこだわりをもった希少性のある動画編集者になれるかどうかが今後生き残る人の別れ目になります。

自分が依頼者の立場もしくはYouTubeなど動画の視聴者の立場で考えた時に「どんな動画編集をして欲しいか」という視点を忘れずに動画編集のスキルを磨いていけばきっとWin-Winの関係が作れます。

周囲の期待を超えるような編集や動画マーケティングが出来れば収入も青天井です。

皆さんの動画編集ライフを応援しています👍頑張ってください!

なおぽんブログでは動画編集やYouTube関連の記事を書いていますので、よければ他の記事ものぞいてみてください!

最後までご覧頂きありがとうございました。

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