
「YouTubeの収益が止められてしまった。YouTubeからはざっくりとした説明しかなくて原因がわからない。どうしたらいいの?」
今回はこのようなお悩みにお答えします。
この記事を書いている僕はYouTubeを始めて1年でチャンネル登録者数1万人になり、現在は中小企業のYouTube動画や広告動画の作成をして稼いでいます。
過去にYouTubeの収益が停止してしまったこともあり、収益が復活した方法やYouTube初心者の頃の失敗談を今回はお伝えしたいと思います。皆さんのお役に少しでもなれば嬉しいです。
では早速、YouTubeの収益化停止について解説します。
YouTubeの収益化停止の原因

YouTubeはAIで広告に適している動画またはチャンネルかどうか審査を行っています。
その為、投稿者の行動は常に見られ規約違反をすると収益は唐突に停止されてしまいます。
そこで、今回は3つの収益に関する内容について解説をします。
- 広告掲載に不適切な動画の投稿
- 再生数稼ぎ
- アカウントを複数作成し、登録者を増やす。また他のチャンネルと相互登録を行う。
その①:広告掲載に不適切な動画の投稿
収益停止において気をつけなくてはいけない内容は「暴力」「差別的」「アダルト系」に触れるものです。
- タイトル
- サムネイル
- 動画の内容
- 動画説明欄の内容
- タグ
これら5つの項目に対して視聴者の気を引こうとし過ぎるあまり、過剰にしてしまうと不適切な表現と認定されてしまい収益停止されてしまいます。(※収益停止はチャンネルの全てでは無く、該当してしまった動画のみの場合が多い)
こちらはYouTubeのガイドラインとなります。
不適切な表現
ひどく冒とく的または下品な表現を繰り返し使用しているコンテンツは広告掲載に適していません。ミュージック ビデオなどで不敬な表現をたまに使う程度であれば、広告掲載に不適切になるとは限りません。
例(すべての例を網羅するものではありません)
カテゴリ | 広告表示なし / 制限あり |
不適切な表現 | タイトル内やサムネイル画像内のひどく冒とく的な表現に、冒とく的な表現の検閲を回避することを目的としたスペルミス(「This is bullsh1t!」など)が含まれている動画の冒頭で非常に冒とく的な表現(放送禁止用語など)が使用されている |
確かに上記のような内容は視聴者からの反応も良く、伸びる傾向があるのは事実です。
しかし、YouTube側から収益化が可能か停止されてしまうかの線引きが正直あいまいな為、なるべく該当しそうな内容は避けたいところです。
YouTube収益化停止、黄色マークの対処法
僕の例ですが30万再生を超えた下記画像の動画が投稿の約1〜2週間後に収益化アイコンに黄色のマークがつき広告掲載不適切となってしまいました。その際、インプレッション数が極端に落ち再生数自体もほとんどなくなりました。
こちらが対処し上手くいった方法です。
収益化停止の思い当たる点をまず、考えてみます。僕の場合はインパクトのあるサムネイルにしようとして過剰(エロ系)になり過ぎたことが原因だと気づきました。その後、このようにサムネイルを作り直しました。


サムネイルを変更し、リクエストを申請するというコマンド行ってみたところ約半日で収益化が復活しました。
審査はAIが行っているので、「なんでこれが引っかかるの?」と思う時もあると思いますが、天下のGoogle様だと思い冷静に自分の非をすぐに認めて対処していくのがポイントです。
収益化に黄色マークがついてしまった場合は上記5つの項目を見直して対処していきましょう。
その②:再生数稼ぎ
これは正に陥りやすいワナです。人は誰しも自分をよく見せようとするところがあると思います。また、再生回数の多い動画の方が視聴者が興味を持つという心理は誰でも想定できると思います。
しかし、自分や周囲の人で自分の投稿した動画を何度も再生して再生数稼ぎはいけません。また、ネット上には再生回数を買えるようなサービスもあるみたいですが、よくないです。
再生数稼ぎは収益化停止の原因にもなりますし、あまりにも悪質だとアカウント停止にもなってしまいます。
また、YouTube初心者の人のチャンネルが伸びて、登録者1,000人到達後の収益化審査(YouTubeパートナープログラム)にも影響が出ます。
僕も初心者の頃に再生回数の見栄えを良くしようと3桁にするべく、自分で何度も再生をしたり、周りの人に協力してもらったりしていた時期がありました。
約1週間ほどで終わる審査に半年以上審査が行われてチャンネルの収益化が遅れるペナルティーを受けていたような気がします。
その後、機会があり毎月数百万円稼いでいるYouTuberさんに直接聞いた話ですが、「軽微なペナルティーは半年とかでリセットされて履歴がずっと残る訳では無いけど運営側に目をつけられるようになることは絶対にしない方がいい」とのことです。
要するにチャンネルに傷がついてしまうからですね。再生数稼ぎは絶対にしないようにしましょう。
アカウントを複数作成し、登録者を増やす。また他のチャンネルと相互登録を行う。
チャンネル登録者数についても再生回数稼ぎと似たようなケースですが、やってはいけないことです。
家族や友人、知人などの仲間内にチャンネル登録をお願いすることはセーフだとしても自らでグーグルアカウントを複数作って登録者数を増やす行為はいいことではないです。
また、チャンネル登録を買ったり相互登録募集の動画のコメント欄などで登録しあう行為はYouTubeの規約違反です。
アカウントが一発停止させられるリスクもあり、今まで使用したネット(IPアドレス)やスマホ、PCなどのログイン履歴も運営側のデータに管理されるみたいなので完全に仕切り直しをしないと今後収益化は出来ない可能性のリスクもありますので気をつけましょう。
まとめ:収益化停止の知識を知って上手なチャンネル運営を

YouTubeの収益化停止の原因は他にも沢山あるとは思います。
しかしながら大前提としては、YouTubeを運営するGoogle社が掲げる10の理念のひとつ目にこのようなことが書かれているので遵守した方がいいです。
《1:ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。》
Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。
引用元:Googleが掲げる10の事実
ユーザーつまり、視聴者にとってベストな在り方でチャンネル運営をしていく必要があります。
YouTubeの投稿は人気が出るほど、多くの人に見られ世の中に影響のある動画になるのでこちらの例も気をつけたいです。
- 子育てをしている親の気持ちなど色々な角度から判断して悪影響の無いような利用しやすいコンテンツ作りをする
- 特定の人を責め立てるような誹謗中傷するコンテンツは作らない
- 視聴者の期待に背くような過剰なタイトル・サムネイルにしない
など、Googleの方針に合わせることが大切です。
また、今後規約が更新されてより収益の審査が厳しくなることも想定されます。
安易で軽率な行動は控えて、自分にも視聴者にとってもベストな在り方で投稿していきたいですね。動画投稿がんばりましょう、応援しています👍
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画像は青山剛昌/小学館/名探偵コナン/読売テレビ・日本テレビからの引用になります。